氷山から 携帯
私 クレリンは昨日の朝 クレフィール湖東の駐車場で
携帯電話を落としました。
朝一番の出勤だったので、雪の積もった駐車場へ車を停めて
走った時に落としたようで・・・
気づいて探した時には駐車場の雪は、
大きな除雪車で集められて
巨大ないくつもの氷山になっていました。
思わず 絶句・・・
電話をかけてみるとかかるので まだ生きてる
でも どこに
そんなわけで 今日の夕方に捜索することになり
大きな除雪車1台と人力10人でスコップ片手に
携帯ひとつを探すことに
「みんなさむいのに ごめんね」
「もう見つからなくてもいいから」
なんて感じで お宝ならぬ携帯探しがはじまり
大きな雪山を除雪車でくずしながら
スコップでコツコツ コツコツ
ひとつの雪山を全部くずして 見つからなくて
もうひとつの雪山をくずして・・
もうムリだね もういいです
もうやめにしましょう
春が来て氷山がとけるのを待ちますね
捜索打ち切り〜
って ゆってたら 最後に氷山の一番底から
除雪車によって
氷結されてたにもかかわらず
水没もせず無キズで 発見していただきました。
落としてから 30時間も雪の中にあったのに・・・
一同 感激
除雪車をあやつるドライバーの腕はすご腕です。
除雪車を自分の手のように
扱ってお見事でした。まるでガンダムでした。
ドライバーの一言
『あたった瞬間手にコツンときたっ』
クレフィール湖東のドライバーの腕は最高です!
クレフィール湖東のスタッフは
こんな感じで
本当に親切ないい人ばかりです。(涙)
ありがとうございました。
お騒がせしました。
以後 気をつけます。
余談ですが 私は去年の3月にシドニーで携帯を
落としました。それが何人かの外国人留学生の手を
渡って
「ドウモコレハ ニホンジンノケイタイノヨウダ」
なんてことで、日本人の手に
あきらめていたら、自宅に国際電話が・・
「携帯をお預かりしています。
お困りではないですか。
送りましょうか」
そんなわけで自宅に送られてきました。
みなさん お騒がせしてます。
人にやさしくしてもらって はじめて
人の心のやさしさ ありがたさを 感じます。
見知らぬ人からなら、なおさらです。
私は いつも してもらってばかりなので
ダメですね。ほんとに情けなくなります。
してもらってうれしかったこと
かけてもらってうれしかった言葉
心にしっかり貯金して
次はお返しできるように
少し勇気をだして、
してあげれる側の人になりたい
そう思いました。
携帯を落として、誰かにひろわれて悪用されたらどうしよう
なんて わるいことばかり考えていたから、
みなさんの親切のおかげで 感激とともに
私の手元にかえってきただけに うれしさはひとしおです。
世の中 殺伐として 心の通い合いはなくなった ともいわれますが
そんなことは ないです。
今夜は まずは うれしい気持ちを“おすそわけ”です。
クレリン
関連記事